粗品タオル製作ガイド:失敗しない粗品タオルの選び方

はじめに
  • 私共は、タオルの2大産地の一つ大阪泉佐野市に拠点を構え、タオルの製造と二次加工を生業としているタオル屋です。
  • 地の利を活かしたコスト削減と品質管理を図っており、毎年20万枚以上の納品で培ってきた経験を元に、企業様に最適な商品をご提案致します。
  • お見積もりさせて頂くにあたり、必ずお客様からお預かりする情報がございます。
  • 1.納期
  • 2.枚数
  • 3.タオルの種類(日本製・海外製・匁・白・カラー・柄)
  • 4.熨斗(のし)とタオルへの印刷の有無
  • このガイドラインは、これらを考えていくうえで、企業様が、限られた時間で適切な商品を見つけ出すためのポイントをまとめています。ご検討にあたって初めにお読みくださりお役立て下さい。

タオルを選ぶ上で覚えておきたい3つの指標

  • これから挙げる「3つの指標」を念頭に、お渡ししたタオルがどのような用途に使われるか、またはどのような用途に使っていただきたいかを考えることで、御社の営業活動に適したタオルが見えてきます

指標1.色移りによるリスクを避ける

  • 衣類と同様に、カラータオルや印刷を施したタオルは、使い始めは必ず色落ちします。お洗濯の時だけでなく、濡らして使ったり濡れたまま放置していると衣類や物に色移りします。直接濡らさなくても、汗やまとまった水気を拭き取る場合などもこれに含まれます。
  • 濡れた状態が想定されるシーン
  • ・引っ越し後の掃除
  • ・車や家具のなどのお手入れ
  • ・入浴やプール後、湯上がり後
  • ・作業や運動・イベントの際、肩に掛けたり首や頭に巻く
  • このようなシーン、また、不特定多数にお配りする場合など用途を絞り込むことが難しい場合は、色移りによるリスクが無い[白無地タオル]が安心です。


対面営業を活かす色柄物粗品タオル
  • カラータオルや柄タオル、印刷を施したタオルが粗品に向かない、というわけではありません。衣料品と同様に色柄物は色落ちするということは、広く一般に知られていることを踏まえ、一歩進んだ営業ツールにすることが可能です。
  • 日頃からお取引のある方へのご挨拶に、工事前の近隣へのご挨拶に、ご購入頂いた方への粗品など、直接手渡しすることがほとんどだと思います。この対面営業を活かし、お渡しする際に「柄物なので他のお洗濯物とは分けて洗って下さい」と一言添える配慮こそが会社のイメージアップにつながります。
  • たとえ安価な海外製白無地タオルであっても「普段私たちが普段清掃に使っているタオルです。乾きやすくて使い勝手良いですよ」という一言でお客様に安心感を与えることが出来ます。


指標2.匁(もんめ)と海外製と日本製

  • 日本製と海外製は明らかに品質が異なります。これはタオルの価格に直結しており、匁とあわせて考えて頂く必要があります。販促品にどれだけコストを割くか、品質と価格いずれに重きを置くか、企業様のご意向による部分になります。


匁(もんめ)
  • タオルの価値を測る物差しとして古くから、匁(もんめ)が用いられてきました。これは重さの単位(1匁=3.75g)で、200匁のタオルは「1ダースあたり200匁の綿が使われているタオル」ということを表しています。
  • 重いほど厚みが増す傾向はあるため、一般的には厚い薄いと表現されていますが、あくまでも、匁は使われている綿の重さであり、厚みやボリューム感を測る物差しにはなりません。
  • 特に近年は、製造方法が多様化し、同じ匁であっても、織機の調整や糸の選択が、各社独自に行われているため、、大きさ、厚み、風合いなどは、メーカーや商品によって異なります。

  • お値段は、匁の値が大きいほど高く、小さいほど安くなります。
  • また、匁の値は保水性にも直結しており、大きいほど保水性は高くなり、小さくなるほど乾きやすくなります。このバランスの中間にあたるのが「200匁」です。色移りで挙げたような濡らして使うことが想定される場合は 200匁以下を選ぶと良いでしょう。


海外製タオル
  • 糸や織り、周囲を縫っているミシンの精度が均一でなく、一枚一枚バラツキがあり、見た目で日本製タオルとは違うとわかります。
  • また、日本製と並べて初めてわかるほどの差ですが、やや黄色みがかった色をしています。これは繊維の油分や糊を洗い流す工程「晒(さらし)」のコストを抑えているためです。
  • 産地は主に、台湾・インドネシア・中国で、コンテナに積み日本に輸送されます。コンテナ一杯に詰め込まれるため、繊維間の空気が抜けて圧縮されたような状態となりシワも入ります。幾度かお洗濯を繰り返すうちに綿本来の風合いを取り戻しますが、新品の海外製タオルが薄いと感じるのはこのためです。
  • 海外で日本製と同等の製品を作れなくはありませんが、輸送コストと輸送で失われるボリューム感を考慮すると、海外で作るメリットがありません。いわば海外製タオルはコストを下げるために用意されたタオルと言えます。


日本製タオル
  • 当社が拠点を置く大阪泉州では、織った後で綿の油分や糊、付着したゴミを洗い流す「後晒(あとざらし)製法」が用いられます。白く、清潔で、袋を開けてすぐに使える吸水性の良いタオルを生み出す伝統的な製法です。この製法は特別なものではなく、大阪泉州地方で行われている標準的な仕様です。
  • 海外製のように長期間圧縮されることもなく、綿本来の柔らかな風合いを保ったまま加工が施され、皆様のもとにお届け出来ます。
  • 少しでもタオルの質にこだわるのであれば日本製をお選びください。


  • これから挙げるワードも、タオルの価値と価格を図る目安になりますので、頭の隅に置いてご検討下さい。

泉州タオル(せんしゅう)
  • 大阪タオル工業組合が認定した工場で作られたことを表すタオルブランドです。
    「今治タオル」と差別化するため作られた経緯があり、特別な製品や仕様を指すものではありません。
    今治タオルの売りは高級感や特別感なのに対し、泉州タオルの売りは「使いやすさ」。
    後晒製法を基本仕様としており、「普段使いに丁度良い、使い勝手が良い」という言葉が泉州タオルにはしっくりきます。特別ではない点において、粗品に適したタオルと言えます。

ソフトタオル(ソフト仕上げ)
  • 洗い終えたタオルを乾燥させる際、熱風をあてて繊維を起こして毛羽立たせ、ふっくらとした肌触りに仕上げたタオルです。
    ボリューム感が増しますので、粗品タオルの定番となっています。
  • これも泉州地方では標準仕様になっています。タオルを選ぶにあたって基準がない場合は、泉州タオル・ソフトタオルを基準に比較ご検討ください。

業務用タオル
  • 理美容やエステ、サウナなど、タオルを大量に使うサービス向けに作られたタオルです。パイルが短く目を詰めて織ってあります。毛羽落ちや糸抜けしにくく、髪にも絡みにくい、繰り返しのお洗濯に耐える強度を持っています。
  • ソフトタオルに比べるとボリューム感はありませんが、同じ匁ならば吸水性も同じです。キメが揃っているので水切れが良く乾きやすいのも利点です。実用性を重視したタオルと言えます。

無撚糸タオル(むねんし)
  • 無撚糸(むねんし)は、タオルに用いられる糸の一種。一般的なタオルの糸は、撚(よ)りをかけ糊づけすることで織機を通せる強度を持たせますが、無撚糸は逆方向に撚られた水溶性の特殊繊維と共に撚ることで強度を持たせ、織り上がった後で特殊繊維を溶かすことで撚りが相殺され、繊維が開いた柔らかな風合いのタオルになります。ソフトタオルと比較しても柔らかく、極限まで肌当たりを良くしたタオルと言えます。
  • ただし、撚りがないため、毛羽落ちしやすいというデメリットがあります。


指標3.納期と数量

  • 最小ロット120枚も、1200枚も、製作期間は大きく変わりません。
  • 枚数よりも、生地と資材の確保と、加工スケジュールの調整が納期に関わります。特にご注文が重なる時期はこれらが難しくなりますので、ご希望納期が次の時期にあたる場合は特にご注意下さい。

  • 10月~12月:お年賀タオルで、一年で最もご注文が重なります。
  • 平常時、製造開始から2週間ほどで出荷している製品でも、1ヶ月以上お時間を頂くことがあります。例年11月のどこかで年内納品のご注文を一旦締め切らせていただいています。当社では8月お盆明け頃からお年賀タオルのご注文を受け付けています。早目の製作開始が納期の面で安心です。

  • 7月~8月: お中元・暑中見舞い・イベントの記念品でご注文が重なります。
  • お年賀タオルほどではありませんが、一時的に製作期間を頂く場合があります。


定番品ほど納期と価格で有利
  • 日本製200匁白タオルと海外製200匁白タオルは、他の商品に比べ飛び抜けてご注文が多く、当社の2大定番品となっています。欠品することが無いよう、ご注文と在庫状況には常に注意を払っています。製造と仕入れをまとめて行うため価格が抑えられ、納期への影響も少ないタオルです。


  • 以上、タオルを選ぶ上で覚えておきたい3つの指標でした。
  • 匁のところで申し上げたように、表記上は似たような仕様であっても、ボリューム感や風合いは、業者や商品によって違います。ボリューム感や風合いを重視される場合は、サンプルを取り寄せることをオススメします。

  • 当社では、タオルに印刷する商品を「名入れタオル」、印刷しない商品を「粗品タオル」と区別して表記しています。
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別注タオルの製作もご相談下さい
織機と上げ落ちジャガードタオル

大阪の泉佐野(泉州地区)は、吸水性に優れ実用性の高い生地をつくる日本有数のタオル産地です。当社もこの一員として全国各地へタオルをお届けしています。

ホームページでご紹介しているタオルに限らず生地織りからいたしておりますので、キャラクターや柄物、企画物、特定の用途に特化したタオルなど、他にない別注タオルの製作も承ります。

また、海外拠点の生産力を活かした製作もいたしておりますので、大量発注などの案件がございましたら一度当社にご相談ください。

タオル製品のお問合せ・ご連絡先

電話: 072-465-9333

営業時間: 平日10:00~18:00

FAX: 072-465-9334

メール: naire@plescort.jp

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